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しあわせのタネ(こども向け)

品名:しあわせのタネ(こども向)

ある日、空から落ちてきたタネを拾ってから次々と不思議な声が聴こえてくるハッピーな物語。
タネは主人公にどんな花を咲かせてくれるでしょう。
お誕生日のプレゼントに、その他様々なギフトシーンでお子さんやご友人に子どもから大人まで、心にしあわせのタネを贈るオリジナル絵本。

価格:\4,104(税込)

 

作者紹介

文:松塚しのぶ

北海道生まれ。成蹊大学卒。
コピーライター。TCC新人賞、朝日広告賞、雑誌広告賞を受賞。広告制作の企画文案を担当。

絵:大久保厚子

東京都生まれ。イラストレーション青山塾修了。
イラストレーター。08年09年TIS公募金賞受賞、11年HBファイルコンペ永井裕明賞受賞。書籍装画、雑誌挿絵、広告等のイラストレーションを担当。

 

 

 

 

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かすみちゃんに おくる
せかいで たった いっさつのえほん

かすみちゃん、おたんじょうびおめでとう
おとうさんとおかあさんは かすみちゃんがだいすきだよ
これからもいっぱいわらう かすみちゃんでいてね

2016
おとうさん おかあさん より

まえだ かすみちゃんに

しあわせのはなが たくさんさきますように
 
しあわせのタネ

とてもきもちのいいにちようび
かすみちゃん
にしのみや
こうえんであそんでいると

あたまにコツン
なにかがおちてきました

それはふしぎなかたちをしていました。

「・・・なんだろう・・・」

「かわいいな」

「なにかのタネかなあ」

かすみちゃん
すごくきになって
そのタネをポケットにいれました。

それからなのです。
いろいろなことが
おこりはじめたのは・・・。

あるひいつもみかけるワンちゃんと
すれちがいました。

するとワンちゃんが「おはよう」と
かすみちゃん
あいさつをしたのです。

「・・・え?いまワンちゃんがしゃべった・・・?」

それがふしぎのはじまりでした。

かすみちゃん
ワンちゃんにはなしかけました。

「いま しゃべった?」

ワンちゃんはなにもいいませんが

わらっているように
かすみちゃんにはみえます。

「そうなの。よくしゃべるのよ」と
ワンちゃんのママがわらいました。

タネがポケットにはいっていると
かすみちゃん
いままできこえなかったこえが
きこえてくることにきづきました。

なにかがうたっている。

だれかがしゃべっている。

タネのふしぎなちからでしょうか。

のらねこや かぜや
にわのみどりや とりたちと

かすみちゃん
どんどんなかよくなって
いきました。

あるひおつかいにでかけると
こうえんのベンチに
いつかあったワンちゃんの
ママがすわっていました。

なんだかさびしそうと

かすみちゃんはおもいました。

かすみちゃん
なかよくなった
とりや かぜや ねこたちに
たずねました。

さびしそうな
ワンちゃんのママに

なにかできることはないかなあ。

するとかぜはやさしく
ワンちゃんのママをつつみました。

とりは たのしいうたをうたいました。

ねこはあしもとにほおずりしました。

かすみちゃん
くうきがやわらかくなっていると
かんじました。

「こんにちは きょうワンちゃんは?」と
かすみちゃん
ワンちゃんのママにはなしかけました。

「ワンちゃんは にゅういんしているの。
しんぱいで さびしかったの。
はなしかけてくれてありがとう。
きっとワンちゃんはげんきになるわ。」

ワンちゃんのママは
いつしか えがおになっていました。
そのときワンちゃんの
「ありがとう」という
こえがきこえた きがしました。

かすみちゃん
みんなのおかげだとおもいました。
そして このタネのおかげだと。

かすみちゃんは さいきん
こんなふうにおもっています。

じぶんから えがおになろう。

するとまわりに
えがおがひろがっていくから。

かすみちゃん
すてきなことをおもいつきました。

「ケーキを食べよう!」と
しょうたくん
けんたくん
ななおちゃんをさそったのです。

「おいしいね」
「いっしょにたべるとおいしいね」

みんなのおいしいものを
たべるときのかおがだいすき!と
おもいました。

おいしいものはしあわせのタネ。

さむいひは みんなにあたたかい
こうちゃをいれてあげよう。
あたたかいだけで えがおになるね。

ゆげはしあわせのタネ。

あついひは みんなにこおりをいれて
ジュースをつくってあげよう。
つめたいだけで、ふーっとなるね。

ガラスのしずくは しあわせのタネ。

かすみちゃんはつぶやきました。

「みんなのえがおに ありがとう」

かすみちゃん
タネをもってから

いままでよりも
じぶんが「ありがとう」を
たくさん いっていると
かんじています。

「・・・ふしぎなことはぜんぶ、このタネのおかげ・・・」

そうおもいながら
かすみちゃん
タネをさがしました。
でもどこにもみつかりません。

かすみちゃん
むねに てをおいて つぶやきました。

「もうあのタネはいらない。だってここにあるから」

しあわせのタネは ゆめのタネ
みんなのこころのなかにあります。

うれしいことや たのしいことが
ふりそそいで
すてきなはなをさかせます。

かすみちゃんは、いまさい。

かすみちゃん
もっともっと しあわせなことが
おこりますように。 

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