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ようこそ!あかちゃん

品名:ようこそ!あかちゃん

こうのとりが赤ちゃんをとどける途中でひと休みしたのは妖精の国。赤ちゃんは小さな妖精たちと楽しく遊びます。妖精たちが願った思いは…。

出産のお祝いや記念にぴったりの絵本です

価格:\4,104(税込)

 

作者紹介

作:なかえよしを  絵:村上紀子
代表作「ねずみくんのチョッキ」など

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まつだ ななこちゃん
せかいで たった いっさつの えほん

うまれてきてくれてありがとう。
げんきでやさしいこにそだってね。

201520
パパとママより

ようこそ!ななこちゃん

ようこそ!あかちゃん

 

こうのとりが
ななこちゃん
おとうさんの いちろうさん
おかあさんの あやこさんに
とどけるために
こおりやまに むかって
とんでいました。
ななこちゃんが うまれる
 2015ねん1がつ20にち
 1000ふんまでには
 まだ だいぶ じかんも あるなぁ。
 ちょっと ひとやすみして いくかな。」
こうのとりは ずっと とびつづけて いたので
つかれて いたのです。

こうのとりは きれいな おはなばたけに
まいおりました。
「きもちのいい おはなばたけだ。」
こうのとりが そういって やすんでいるあいだ
ななこちゃんは はいはいして
おはなばたけの さんぽに でかけました。

ななこちゃんが おはなばたけに
はいって いくと そこに きれいな
ようせいの おうじょさまが あらわれました。
「ここからは ようせいの くにですよ。
ようせいで ないと はいれませんよ。」
ななこちゃん
なんの ことだか わかりません。
すると ようせいの おうじょさまは
ななこちゃんを
ようせいに して あげましょう。」
と いって つえを ふりました。

すると ななこちゃんの せなかに
かわいらしい はねが はえました。
はねが はえると
そこに ちいさな はなの ようせいが あらわれました。
「わたしが ようせいの くにを あんないします。」
ななこちゃん
はなの ようせいの あとに ついて
おはなばたけの うえを とんで いきました。

「ようせいの くにの おともだちに
 しょうかいして あげましょう。」
はなの ようせいは ななこちゃん
みんなの ところに つれて いきました。
「みなさーん あたらしい ようせいの
 ななこちゃんですよー。」
おはなに たくさん ちいさな ようせいたちが
あつまって きました。
あたらしい おともだちが できて
みんな うれしそうです。
ななこちゃん
 かんげいかいを しましょう。」
みんなが いいました。

ちいさな ようせいたちは
ななこちゃんの ために
ジュースを つくろうと
たくさん くだものを もって やって きました。
ななこちゃんの ための ごちそうです。
「どうして みんな はじめて あったのに
こんなに しんせつに して くれるの?」
「だって ななこちゃん
 よろこぶ かおが みたいんだもの。」
ちいさな ようせいたちが こたえました。
ななこちゃんは うれしくて
ジュースを いっぱい のんで しまいました。 

「それでは こんどは みんなで
 かくれんぼを しましょう。
 わたしが おにに なるから
 みんな かくれて いいですよ。」
 と はなの ようせいが いいました。

それを きくと みんなは あっと いうまに
おはなの かげに かくれました。
ななこちゃんも いそいで
おはなの かげに かくれました。
でも みんな すぐに
はなの ようせいに みつかって しまいました。

「こんどは おにごっこを しましょう。」
はなの ようせいが いうと
「こんどは ななこちゃん
 おにに なる。」
と ななこちゃんが いいました。
「えっ ななこちゃんが?」
みんなは おどろきました。
「どうして おになんかに なるの?」
と みんなは ななこちゃん
たずねました。
「だって みんなの よろこぶ かおが みたいんだもの。」
と ななこちゃんは こたえました。」

みんなは ななこちゃん
こころの やさしい こだと おもいました。

それで ようせいの おうじょさまが
ななこちゃんを ようせいに
したんだと おもいました。

ちいさな ようせいたち みんなは
そら たかく のぼりました。
とりさんが やって きて
びっくりぎょうてんしていました。
ななこちゃんは たのしくて たのしくて
いつまでも とびまわって いました。

あまり とびまわって いたので
みんな つかれて しまいました。
ちいさな ようせいたちは
おはなの うえに まいおりて
おはなの つぼみの なかで ひるねを しました。
ななこちゃんの まわりに みんな よりそって
しあわせそうに ねて しまいました。

しばらく ねて いると
どこからか かすかな こえが きこえて きました。
ななこちゃん。」
「あっ こうのとりの こえだ。」
みんなも
「きこえる きこえる。」
と いいました。
ななこちゃんが みあたらないので
こうのとりが しんぱいして さがして いるのです。
「もう いかなくては。」
ななこちゃんは いいました。

「また あそびに きても いい?」
ななこちゃんが たずねました。
「でも にんげんに なったら
ようせいで なくなっちゃうから
わたしたちの ことなんて きっと わすれちゃうよ。」
ちいさな ようせいたちが いいました。
「ぜったいに わすれない!」
ななこちゃんは おおきな こえで いいました。
「さようなら また くるね。」

ななこちゃん
こうのとりの こえの する ほうへ
ようせいの くにの おはなばたけから
でて いきました。
すると ななこちゃん
せなかの はねが きえました。
「さようなら また あそびに きてね。」
ちいさな ようせいたちは
ななこちゃんに てを ふりました。

ななこちゃんが いって しまうと
ちいさな ようせいたちは
ななこちゃん
 わたしたちの ことなんか
 すぐに わすれちゃうよ。
 もう ようせいじゃあ ないんだから。」
「そうだよね。はねが ないんだものね。」
と かなしそうに いいました。

すると そこに また
ようせいの おうじょさまが あらわれました。
そして いいました。
「だいじょうぶ。ななこちゃん
 こころが ようせいに なりましたからね。
 はねなんか なくても いつまでも
 みんなの ことを わすれませんよ。」
ちいさな ようせいたちは あんしんしました。
「そうだよ。ななこちゃん
 ようせいの こころを もった
  ステキな にんげんに なるよ。」
 「そうすれば きっと また あそびに きて くれるよ。」

ななこちゃん
ようせいの こころ わすれないでね!

ななこちゃん
すずきさんふじんか
すずきせんせいの おかげで
しんちょう 50センチ たいじゅう 3400グラムで
たんじょうしたのでした。

おとうさんと おかあさんは
ななこちゃんが うまれて だいかんげきでした。 

おじいちゃん おばあちゃん
ななこちゃんの たんじょうを
おいわいして くれました。

それを みとどけると こうのとりは
まんぞくそうな かおを して かえって いきました。

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